クレーマー・クレーマー



ナイロビの蜂

せっかくの週末だというのに、体調をガンガンに崩し、
家で寝まくってるdazzling31です、こんばんは。

出かけて倒れでもしたら困るので、今日はお家に閉じこもっていました。
こういう時点で、いつもの勢いがなく、病んでる感たっぷりなわけですが。。

というわけで、今日は、おとなしくお家でDVD観てました。
なんでしょうねぇ。
具合が悪いとやる気もないので、ぼーっとテレビ観るとか、映画観るとかぐらいしか
できないのですよ。。

で、何を観たか。
お友達から、いいよ~と薦められていた『ナイロビの蜂
f0077414_10262211.jpg

またまたネタバレあり??って感じでお送りしたいと思います。
私のネタバレはいつも微妙な感想でしかないので、アテになりませんが。。

まだ観たことがない方はご注意くださいませ。





あらすじは、検索でいっぱい引っかかると思うので、cutです。

正直、私、このテの映画、苦手ですw
いや、作品的にはすばらしかった。
でもね、ダメなんですよ、こう、気持ちがえぐられるような内容って。

主演のレイフファインズは、シンドラーのリストやイングリッシュペイシェントにも
出演しているすばらしい俳優さんですが、
シンドラーのリストなんて、とても観られる心の準備ができず、
いまだに避けてますからね。。

残酷さを目の当たりに出来ない女(アタシ)と、それを伝えて現実を考えたい世の中。
うーん、、、私には厳しくて、難しい内容でした。

しかし、夫婦の愛とは、こんなに美しいものなんでしょうか。

最初の辺り、レイチェルワイズ演じるテッサは、
旦那さんに、『sweet heart』『I love you』などなど、たくさんの愛情表現の言葉を
言うのですが、どうも、それが空回りしているような印象しか受けなかったんですね。
空回り、というか、、『本当にI love you なの??』という感じ。

活動家、という肩書きをもって、悪いものは絶対に許さない、という正義の塊。
外交官という旦那さんの立場をまるで考えていないようなその行為は、
嫌悪感さえ抱いたほど。

なので、レイフファインズ演じるテッサの旦那さん、ジャスティンの一方的な
愛情に見えたりしてたのですが、そこは、さすが。
ちゃんとジャスティンが、テッサの死の秘密を探って、そして、いろんな経験をすることで
テッサのジャスティンに対する愛情がすごいものだったのだというのを感じ取れます。

恐らく、このラストは、
『なぜ、ジャスティンは、テッサがやろうとしたことを胸に生きる道を選ばなかったのか』
という疑問を持った人が少なからずいたのではないかと、思うのですが、
まぁ、、そこは映画ですのでね。
全部が全部、エリン・ブロコビッチのようではないのです。

自分の大切な奥さんが、自分を守ってまで暴こうとした真実。
それを、この殺人は、日常的なアクシデントとでも言うかのような扱いをされ、
真実がもみ消された。

彼女の代わりに、真実を世に出すことが彼の目的ではなかったのだと
私は思うのです。(最終的な暴露は、テッサの従兄弟に託しましたが。)
大好きな、大切な奥さんのやりたかったことは、どんなことだったのか、
自分を守ってまでも、自分の命に代えても言いたかったことはなんなのか。
それを知ることが出来ただけで、そして、確かな彼女からの愛情を感じることが出来ただけで
彼は満足だったのだろう、と。

殺されるのをわかっていて、彼女が殺された同じ場所に、降り立つ所は、
ジャスティンのどうしようもない切なさがひしひしと伝わります。
殺しにきた悪党を横目にちらっとみた時の、死を覚悟したような悲しげな表情は、
あまりにも穏やかで、苦しいほどです。

映像の美しさ、俳優陣の演技力のすばらしさ。
そして、現実にも起こり得るのではないかと思うような内容の世界。
さらっと観るには、苦しすぎる映画です。

が。ひとつ、突っ込みたい所と言えば。
タイトルね。
原題は、『The Constant Gardener』

ジャスティンは、庭弄りを趣味とする事なかれ主義の外交官。
つまり、妻テッサの正義感は痛いほどわかっているが、
彼女の情熱的な振る舞いに見て見ぬ振りをして、事なかれ主義を貫こうとする。

起こっている事実を、自分が関わらなくても、、と、まさに傍観するような姿勢である。

その、まさに『事なかれ主義の傍観者』は、ジャスティンを指していると思ったのですが、
最終的に、多くの傍観者、つまり私たち観衆を目の前に、
こういう理不尽なことも起こるのだ、と訴えているような気がしたんですね。

そこで、邦題ですよ。
『ナイロビの蜂』

どういうこと?!

薬を開発するのに、治験、つまり人体実験をアフリカで行なっていた
最低最悪の薬品会社『Three bees』の『蜂』。

そう、事実を傍観する側の人間と真逆にいる、けしかける側がタイトルになっているのです。

これはねぇ。私納得いかないわ。

原題が、ちょっと皮肉めいた、一癖あるタイトルだけに
邦題を考えた時、相当困ったのでしょうが、こりゃぁないだろう、と。

しかし、レイフファインズは、レッドドラゴンでも思いましたが、
ホント、エドワード・ノートンを食っただけあって、(cannibalの食うじゃないよw)
すごい俳優さんです。
プライベートはずいぶんがっかりな人みたいですが。。w

このDVD、もちろんロンドンで買ったので、英語です。
字幕があっても、私には理解するのがちょっと難しかった。
しかも、具合の悪い時に観る映画じゃなかった。。。w どよ~ん。
[PR]
by dazzling31 | 2007-10-07 10:29 | 空振り
<< ipod 指数から学ぶ経済学 お仕事道具 >>


&#9829 ロンドン滞在日記 &#9829     クレーマー(文句たれ)日記です。 勝手な主観ではございますが、楽しんでいただければ嬉しいです♪ ぜひ、コメントもお寄せくださいませ。
カテゴリ
全体
爆クレーム
ややクレーム
ノークレーム
空振り
Extra
珍道中
Doga de GO!
CAUTION!!
ご訪問ありがとうございます。

営利目的、もしくは、猥褻なコメント・トラックバックは、見つけ次第、削除させていただいております。
不快になるような投稿は一切ご遠慮くださいますよう、お願いいたします。

*現在、迷惑コメント発見次第、IP情報から、発信元プロバイダに全て通報をしております。

そのため、一定期間、証拠を残すために、猥褻コメントを削除することができません。
リンク先には飛ばないようにご注意ください。
ご協力をお願いいたします。


以前の記事
お気に入りブログ
最新のトラックバック
大好きな絵2 笹倉鉄平さん 
from 額縁バンザイ
黄金の階段 バーン・ジョ..
from 額縁バンザイ
GWの後は・・・『5月病..
from muse-9
誕生日プレゼントは集団暴..
from スーパーサイヤ人
No.62 -安全な国 ..
from Last Page
八百屋での出会い
from ウキウキお菓子づくり♪
ストーンヘンジ〔イギリス〕
from ブログで情報収集!Blog-..
トラピストビール
from ベルギーガイド
海外旅行の計画にはこのサ..
from 旅行で得する☆一人旅、ツアー..
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧