パリの北駅からタリスという急行列車で約2時間。
ベルギーのアントワープという町につきました。
皆さんはピンときますかね、アントワープという町。
有名なお話が一つあるのですが。
答えは、『フランダースの犬』。
なぜ、私がわざわざアントワープまで来たかというと。
フランダースの犬の主人公、ネロが、死ぬ間際に観た、
大大大尊敬するルーベンスの絵が飾ってある
大聖堂がアントワープにあるのです。
まぁ、、このお話はイギリス人が書いたようですし、
子供を放火犯と勘違いしてみんなでよってたかっていじめて村から追い出し、
凍死させるというひどい話をベルギー人がするはずねぇっ!と批判もあるようですがw
とにかく。
アテクシとしても、ネロではありませんが、ルーベンス大好き人間としては
やっぱり死ぬまでに(死ぬ間際ではなく)観ておきたいな、と思いましてね。
アントワープ、思った以上ににぎやかな町でビックリw
って、ネロは確か、ホーボーケンという村にいたんですよね。
アントワープは村を追い出されてたどりついただけでした。
アントワープ中央駅から、ひたすらまっすぐ歩くと、
見えてきました、ノートルダム大聖堂。
もうワクワクです。
ネロもヨタヨタしながらここに来たかと思うと、鳥肌がたちます。
さて、中に入りますよ~。
真正面にもルーベンスの絵。
美しい~♪
ネロ少年が祈りを捧げていたマリア様です。(聖母被昇天)
では、行きますよ。
私が見たかったのはこれだ~~っっ!
キリストの昇架↓
キリストの降架↓
昔々、これらの絵にはカーテンがかけられていて、
この絵を見るためには、ネロのおじいさんの1か月分ぐらいのお給料のお金を
支払わないと見られなかったため、ネロは見ることができずにいたわけですが、
今では、4ユーロで見ることができます。
しかし、、改めてお金の価値って考えますね。
ネロが最後に見たのは、キリストの降架だったようです。
ほかにもルーベンスの絵が飾ってありますし、
建築自体も素晴らしいので、行く価値大です。
実は、この大聖堂に行く前に、道を1本間違えて入ろうとしたところに
教会がありました。(ヤコブ教会??だっけ???)
そこにも、ルーベンスの絵が飾ってあることが、ホテルに帰ってから判明。
しかも、情報によると、この教会は開館時間が短く、
午後2時ごろから開くとか、開かないとか。
翌日は、早くに移動だったので、今回は泣く泣くあきらめました。
食べ物もおいしかったし、もうちょっと時間をとればよかったと
ちょっと後悔しています。
必ずリベンジするわー!
しかし、ブリュッセルのグランプラスとそっくり。
そうだ。
あのですね、夕食にイタリアンを食べたのですが、
ノートルダム大聖堂の近くのレストラン、DA GIOVANNIというお店。
ものすごいおいしくてビックリ。
ピザが売りのようでしたが、
残念ながら、私はあまりピザを好まないのでパスタにしました。
ヨーロッパに来てから、
こんなにバッチリなアルデンテのパスタを食べたのははじめてかも。
きっとピザもおいしいのではないかと思います。
行く機会のある方、ぜひお試しくださいませ。
味は、私が保証する!
翌日は、ブリュッセルへ。
つづく~。